2027年、東京から世界へ。World of Coffee Tokyo 2027が日本のスペシャルティコーヒー業界にもたらす新たな可能性
公開日:2026年10月29日
2027年、日本のスペシャルティコーヒー業界にとって、新たな国際交流の機会が東京に訪れます。
2027年4月28日(水)から5月1日(土)まで、東京ビッグサイトにて「World of Coffee Tokyo 2027」が開催されます。本イベントでは、世界最高峰のバリスタ競技会の一つである「第27回 World Barista Championship(ワールド・バリスタ・チャンピオンシップ)」も同時開催される予定です。

今回の開催は、世界各国のコーヒー生産者、ロースター、バリスタ、輸出入事業者、機器メーカーなど、コーヒーのバリューチェーンを支える多様な関係者が東京に集う機会となります。
World of Coffee Tokyo 2027とは
World of Coffee Tokyo 2027は、スペシャルティコーヒー協会(Specialty Coffee Association:SCA)が主導する国際的なコーヒーイベントです。Exporumが運営し、一般社団法人日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)が開催地ホストを務めます。

開催概要は以下のとおりです。
- イベント名: World of Coffee Tokyo 2027
- 開催期間: 2027年4月28日(水)~5月1日(土)
- 会場: 東京ビッグサイト(東京都江東区有明)
- 同時開催: 第27回 World Barista Championship
本イベントは、アジアにおけるWorld of Coffeeシリーズの一環として開催されます。これまでの国際イベントで培われた交流の機会を引き継ぎ、スペシャルティコーヒーの品質、技術、知識、そしてビジネスの可能性を探る場となることが期待されています。
2027年は、SCAJ展示会からWorld of Coffee Tokyoへ
日本のコーヒー業界にとって、今回の開催にはもう一つ重要な意味があります。
2027年は、例年のSCAJ主催展示会に代わり、World of Coffee Tokyo 2027が開催されます。これは、世界バリスタチャンピオンシップを日本に迎える取り組みと連動したものであり、日本のスペシャルティコーヒー業界が国際的な交流をさらに深める機会となります。

なお、SCAJ主催の展示会は2028年に再び開催される予定です。
日本国内で築かれてきたコーヒー文化や専門性を世界に発信すると同時に、世界各地の生産地や市場の動向に触れることができる点で、2027年のイベントは業界にとって意義深い機会となるでしょう。
生産地と日本市場をつなぐ、新たな協業の可能性
コーヒーの価値は、カップの中の風味だけで決まるものではありません。
その品質を支える生産者の技術、栽培環境、精製方法、品質管理、輸出入の仕組み、そして焙煎や抽出に携わる人々の知識と情熱。これらがつながることで、一杯のコーヒーが持つ価値はさらに広がります。
【画像④:コーヒーの生産地を紹介する写真。エチオピアのコーヒー農園、完熟したコーヒーチェリー、精製工程、または生産者がコーヒーを選別する実際の写真を配置。産地の環境と生産者の仕事が伝わる写真を優先してください。】

国際的なコーヒーイベントは、こうしたバリューチェーン全体を見つめ直し、新しいパートナーシップやビジネスの可能性を探る機会でもあります。
特に、日本のロースターと海外の生産者・輸出事業者との直接的な交流は、産地への理解を深め、品質に対する共通認識を育み、長期的な取引関係を構築するうえで重要な役割を果たします。
また、生産地の背景やコーヒーの特性を正確に伝えることは、ロースターが独自の商品価値を生み出し、消費者に新しいコーヒー体験を届けることにもつながります。
Black Samurai Coffeeが大切にすること
Black Samurai Coffeeは、DFPの事業のもと、アフリカのコーヒー生産地と日本のロースターをつなぐ取り組みを進めています。
エチオピアをはじめとするアフリカのコーヒーには、それぞれの産地が育んできた個性、風味、歴史、そして生産者の努力があります。私たちは、そうした魅力を日本市場に伝えるとともに、産地とロースターの双方にとって持続的な価値を生み出す関係づくりを大切にしています。
【画像⑤:Black Samurai Coffeeの実際の活動写真。生産者や協同組合との交流、カッピング、サンプル評価、コーヒー豆の品質確認、または日本のロースターとの商談風景を配置。BSC自身の写真が最も適しています。実際の取り組みを視覚的に示すことで、記事の信頼性を高められます。】

そのために重要なのは、コーヒーそのものの品質に加え、透明性のある情報共有、相互理解、そして継続的な協力です。
私たちにとって、World of Coffee Tokyo 2027のような国際的なイベントは、単に新しい商品や技術に出会うためだけの場ではありません。生産地と日本市場の間に新たな接点をつくり、互いの知識や経験を共有し、将来の協業につながる関係を育む機会でもあります。
2027年から、その先へ
コーヒー業界は、生産地の環境や市場の変化、品質への期待、消費者の嗜好など、さまざまな変化に向き合っています。こうした環境のなかで、国や地域を越えて知識を共有し、信頼できるパートナーと協力することの重要性は、今後ますます高まっていくでしょう。
2027年の東京で生まれる出会いや交流が、新たな学びや協業につながり、生産者、ロースター、そしてコーヒーを楽しむ人々にとって、より豊かな未来を築くきっかけとなることを期待しています。
Black Samurai Coffeeはこれからも、アフリカのコーヒー生産地と日本の市場をつなぐ架け橋として、産地の魅力を伝え、人と人との信頼関係を育みながら、コーヒーのバリューチェーン全体に新たな価値を生み出すことを目指してまいります。
一杯のコーヒーから始まるつながりを、次の可能性へ。
⸻
関連情報
- World of Coffee Tokyo 2027:公式サイト https://asia.worldofcoffee.org/
- Specialty Coffee Association:公式サイト https://sca.coffee/
- 日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ):公式サイト https://scaj.org/