最初のコンテナが神戸に到着しました

ブラックサムライコーヒーの生豆が、初めてまとまって神戸に到着しました。保管先は、神戸港にほど近い三菱倉庫神戸支店の保税倉庫です。税関の手続きが終わるまで輸入品が保管されるこの区画に、私たちの麻袋が木製パレットの上に並んでいます。到着の記録を、写真とともに残しておきたいと思います。

「ブラックサムライコーヒー」と印字された麻袋

麻袋の側面には、産地と等級、ロット番号がはっきりと印字されています。「BLACK SAMURAI COFFEE」「ETHIOPIAN FRESH ARABICA SPECIALITY」「WASHED YIRGACHEFFE GRADE 1」「NET WEIGHT 60KG」。1袋60キロです。ロット番号を書類と一つずつ照らし合わせ、数えながら受け取っていくのが、生豆取引の最初の仕事になります。同じ倉庫内には、グジやシダモといったエチオピア国内の産地違いの袋も並んでいます。袋に手書きされた赤い番号は、倉庫での管理用のもの。印刷された文字と手書きの文字が重なって、初めて「荷物」が「在庫」になります。

検品の現場で

コンテナはトラックに載せられ、倉庫前のヤードで開放されます。三菱倉庫の作業員の皆さんが、青い作業服とヘルメット姿で、袋の状態を一つずつ確認していきます。麻袋の多くはエチオピア産ですが、ジャワ島の洗浄処理ロットなど、別の産地の袋が同じコンテナで届くこともあります。破損や濡れがないかを確認し、問題がなければパレットごと倉庫内へ。ほんの数十メートルの移動のために、実は何人もの手が関わっています。

パレットにも、歴史がある

ふと足元を見ると、木製パレットに「三菱倉庫(株)神戸支店 H15.3」という刻印がありました。平成15年、つまり2003年製です。「H16.4」「H27.7」と、年代の異なるパレットが混ざって使われており、同じ倉庫で10年、20年と荷物を支え続けてきた道具たちであることが分かります。新品を使い捨てるのではなく、整備しながら長く使う。珈琲豆の物流も、こうした道具の積み重ねの上に成り立っています。

これから

通関・引き取りののち、豆は焙煎工場へと移動します。収穫から出荷、海上輸送、倉庫での保管まで、焙煎機に火が入る前には長い旅があります。最初のコンテナの到着は、その旅のひとつの区切りです。今後も、豆が店内に並ぶまでの過程を、折に触れて記録として残していきます。

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記事の要約(抜粋欄用): ブラックサムライコーヒーの生豆が初めて神戸・三菱倉庫神戸支店の保税倉庫に到着。イエガチェフG1、グジ、シダモなどエチオピア産の麻袋の検品の様子を、写真とともに記録しました。

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