兵庫のコーヒーコミュニティへ:Black Samurai Coffee、兵庫県コーヒー商工組合の賛助会員に加入
Black Samurai Coffeeは、日本での歩みにおける大切な節目を、皆様にご報告できることを嬉しく思います。このたび、兵庫県コーヒー商工組合(Hyogo Coffee Trade and Industry Association)の賛助会員として加入いたしました。
この一歩は、私たちにとって特別な意味を持っています。今回の加入は、神戸のコーヒー業界で信頼する二人のパートナー、萩原珈琲の理事長様とコロンビアコーヒーの代表者様からの温かいご推薦とお声がけがきっかけとなりました。お二方から寄せていただいた信頼は、私たちにとって大きな意味を持つものです。そしてそれは、誠実さ、一貫した取り組み、そして共通する目的を通じて、時間をかけて築かれてきた人と人とのつながりを、私たちが大切にしていることにもつながっています。
Black Samurai Coffeeにとって、この組合に加わることは、単に一つの業界団体に所属することを意味するものではありません。それは、兵庫県のコーヒーコミュニティに貢献していくこと、長年にわたり日本のロースターやコーヒー業界の専門家の皆様が培ってきた知識と経験から学び続けること、そしてアフリカの生産者と日本のコーヒー市場をつなぐ架け橋を、これからもより意味のある形で築いていくことへの commitment でもあります。

組合について
兵庫県コーヒー商工組合(Hyogo Coffee Trade and Industry Association)は、1965年に設立され、兵庫県内のコーヒー関連事業者をつなぐとともに、日本のコーヒー業界全体のネットワークの一翼を担っています。尼崎市にあるコロンビアコーヒー株式会社内に事務局を置き、組合員同士の交流、業界に関する知識の共有、コーヒー文化の普及、そして地域における専門的な学びや成長の機会づくりなど、さまざまな活動を支えています。
私たちのようなコーヒー事業者にとって、このような組合が持つ意義は非常に大きなものです。コーヒーを単なる「商品」としてではなく、技術であり、仕事であり、そして人々がつながるコミュニティの一部として捉える場があるからです。そこには、経験豊かなロースター、輸入事業者、経営者、そしてさまざまな形でコーヒー業界を支える関係者が集まり、それぞれの立場から兵庫県のコーヒー業界の発展に貢献しています。
賛助会員として、このようなコミュニティの一員として活動できることを、私たちは大変光栄に思っています。特に、エチオピアをはじめとするアフリカのコーヒー生産地と、日本のコーヒー業界の専門家やバイヤーをつなぐ私たち自身の取り組みを通じて、このコミュニティに貢献していきたいと考えています。
この加入が私たちにとって意味すること
Black Samurai Coffeeは、コーヒーは単なる取引を超えて、より大きな価値を生み出すことができるという、シンプルでありながら大切な考えのもとに歩んできました。
コーヒーは、異なる文化や地域に暮らす人々をつなぎ、長期的なビジネスパートナーシップを育み、そして生産地と市場の間に、より透明で意味のある関係を築くことができます。
兵庫県コーヒー商工組合への加入は、そうした私たちの使命を、より地域に根差し、より協働的な形で実践していくための基盤を強くしてくれるものです。
このコミュニティに加わることで、兵庫県のロースターやコーヒー事業者の皆様が直面している現実や、求めていること、そして大切にしていることを、より深く理解する機会が得られます。
同時に、私たちにとっても、生産地側からの視点を共有する場となります。生産者が日々取り組んでいること、供給を取り巻く課題、トレーサビリティの重要性、そして生産地から一杯のコーヒーに至るまで、持続可能な関係を築いていくことの価値について、私たちの経験や知識をお伝えしていくことができます。
この意味で、組合への加入は、私たちの事業にとって有益であるだけではありません。それは、アフリカの生産者と日本のコーヒーコミュニティをつなぐ架け橋としての、私たちのより大きな役割を支えるものでもあります。
私たちは、コーヒーの供給だけでなく、対話、関係づくり、そして知識の共有を通じても、このコミュニティに貢献していきたいと考えています。
学び、貢献し、関係を築く
この歩みの中でも特に印象深かった機会の一つが、賛助会員として参加した、11月14日に開催された組合の年次総会・懇親会でした。
私たちにとって初めて参加する重要な機会であり、非常に強く印象に残る一日となりました。
この集まりでは、組合がこれまで取り組んできた活動を振り返るとともに、コーヒー業界の現在の動向について学び、今後の方向性について意見を交わす機会がありました。
また、新たに加わった会員や組合内での新たな役割も紹介され、兵庫県のコーヒー業界が、活力と専門性、そして開かれた姿勢を持ちながら前進し続けていることを改めて感じる機会となりました。

その日の夜には、神戸ハーバーランドを望む「コンチェルト」船上で懇親会が開催され、組合員の皆様が一堂に会しました。
美しい景色も印象的でしたが、それ以上に心に残ったのは、温かく、開かれた雰囲気の中で、率直な交流が生まれていたことです。
兵庫県内のさまざまなコーヒー関係者の皆様と新たに出会い、またこれまでのつながりを深める貴重な機会となりました。
こうした一つひとつの交流こそが、業界コミュニティを単なる組織やネットワークではなく、互いに支え合い、学び合う意味のあるつながりへと育てていくものなのだと感じました。

年次総会以外にも、私たちはこれまで、機会があるたびに、組合が主催する講演会や学びの機会に参加させていただきました。
こうした機会は、私たちにとって非常に大きな意味を持っています。コーヒー業界の現場で実際に起きていることを身近に感じ続けることができるだけでなく、長年にわたって業界で経験を積んできた専門家の皆様から、継続的に学ぶことができるからです。
特に印象深かったのが、2025年8月に初めて開催された**「Coffee Salon(コーヒーサロン)」**への参加でした。
新たに加入した会員として、石光商事やワタルを代表する登壇者の皆様とともに、Black Samurai Coffeeの事業についてご紹介する機会をいただいたことを、大変光栄に思っています。
会場には兵庫県内各地のロースターの皆様が参加されており、私たちの取り組みをご紹介し、私たちが持つ視点を共有するとともに、地域のコーヒーコミュニティの皆様とより直接的に交流する、貴重な機会となりました。
私たちにとって、これは単なるプレゼンテーションではありませんでした。
それは、組合とその会員の皆様から寄せていただいた信頼と開かれた姿勢の表れであり、同時に、良い業界コミュニティとは、これまで培われてきた伝統を守るだけではなく、新しい声や新たなつながりが生まれる場でもあることを改めて感じさせてくれる機会となりました。
共通する使命:兵庫からアフリカへ、そして再び日本へ
Black Samurai Coffeeは、コーヒーをめぐる関係において、その両側にいる人々に貢献していくことを、これからも大切にしていきます。
それは、生産地でコーヒーを生み出す生産者の皆様と、日本の市場でコーヒーに携わる専門家や事業者の皆様の双方に向き合うことです。
アフリカでは、真摯さと敬意を持ち、長期的な視点に立って生産者やパートナーの皆様と仕事をしていくこと。
日本では、ロースターの皆様のニーズに丁寧に耳を傾け、信頼を大切にしながら、地域のコーヒー業界の発展に建設的な形で貢献していくこと。
兵庫県コーヒー商工組合の一員となることで、この使命をより具体的な形で実践できるようになりました。
日本のコーヒーコミュニティの中に、より確かな基盤を築くと同時に、日本のコーヒー事業者の皆様と、アフリカのコーヒーの背景にある人々、ストーリー、そして価値をつなぐ私たちの取り組みを、さらに進めていくことができます。
私たちは、コーヒーの未来は、品質だけによって決まるものではないと考えています。
そこには、信頼、知識、継続性、そして相互の尊重によって築かれる人と人との関係があります。
そして、それこそが、この組合が育んでいるコミュニティの大切な価値の一つなのだと感じています。
その一員として活動できることを、私たちは心から嬉しく思っています。